はっぴぃマルシマ
2020年01月06日発行
こんにちは。
さて、今月も「呼吸法&健康ヨガ」を担当いただいている延廣 輝基先生が健康に関するメモを掲載されてますので、
このブログで紹介させていただきます。
今月の呼吸法&健康ヨガの日程は、下記の通りです。
■1月 7日(火) 13:30〜15:00
■1月21日(火) 13:30〜15:00
■1月25日(土) 13:30〜15:00
スタッフ森
1月・コラム ヨガと健康
健康体とは 〜生命の働きの事実〜
私たちは誰でもが「いつまでも健やかで、美しく、幸せに暮らしたい」という願いを持っています。
しかし、長い人生のなかでは病気やケガ、不慮の事故など思わぬことに出くわし、闘病生活を余儀なくされることが往々にしてあります。
長年の積み重ねてきた心身のアンバランスが癖(体質・気質)になり無理をこころとからだにかけてきた結果といえます。
真に健康な状態とは、どういうことかを知るためには、その根本である「生命の働きの事実」を知る必要があります。
「この宇宙には親和力と排泄力とが拮抗する形で協力し合っている。
この二つの力が平衡していて、はじめて万物の生存が保たれる」「私たち人間の生命の働きも、この宇宙の秩序に沿ったもの」「生命現象も、この二つの力が平衡して生体のバランスをとる働きで成り立っている」健康体というのは、「このバランスをとる働きが最もスムーズに機能している状態のこと」を言います。
(沖正弘著『ヨガによる生きる喜びの発見』)
こうした「生命の働きの事実」を正しく認識して、その働きを整え高めていくことで「人間としての健康体」をつくりだします。
①生理的バランス維持能力を高める(体を養いその使い方を学ぶ)
②精神の安定性、適応性を高める(心を浄化し無心になり敬愛する心)
③生活の中で適応性を高める(意識的に積極的に体験する、知行合一)
ヨガでは、この三つ面から総合的に学びながら健康を保持し、各自が持っている能力を十全に発揮していくことをめざします。
その根底にある「生かされて生きている」ことを自覚して、生命の働きに正しく協力していくことがヨガの教えだと思います。
生起する全てのことは自分に必要なことと受け止めて、感謝し謙虚に見つめ諦めず進歩・向上する1年に。
「継続こそ力なり!」
以上です