はっぴぃマルシマ
2020年02月07日発行
こんにちは。
さて、今月も「呼吸法&健康ヨガ」を担当いただいている延廣 輝基先生が健康に関するメモを掲載されてますので、
このブログで紹介させていただきます。
今月の呼吸法&健康ヨガの日程は、下記の通りです。
■2月 4日(火) 10:30〜12:00
13:30〜15:00
■2月18日(火) 13:30〜15:00
■2月22日(土) 13:30〜15:00
スタッフ工藤
2月・コラム ヨガと健康
生命力 ~変化、バランス、安定~
1月コラムで「生命の働きの哲学面」について説明しました。
「生かされて生きているという生命の働きの事実を自覚して、この働きに正しく協力していくことがヨガの教えであり、その働きを整え高めていくことで『人間としての健康体』をつくりだせる」と述べました。
「生命の働きを運動面」からみると「内外の刺激に対して、たえまなく変化しながらバランスをとり、安定することを繰り返している総合的な働き」(沖正弘)と捉えます。
そして「生命力が高い状態とは、必要に応じて自由に変化する力とバランスを保つ力と常時安定を保ち得る力が強まり高まっている状態」のことをいいます。
心身を開発・強化し生命力を高めるための訓練のポイントは刺激の三つの側面、すなわち「変化刺激、バランス回復刺激、安定保持刺激」を総合的に行うことが必要です。
1)様々な環境の変化に応じて、必要な変化を自由になし得る能力を身につける
2)刺激に対して、心身の内部でその刺激の逆の体制(刺激を調和してしまう体制)をとることのできる反応能力を養う
3)安定とは、生命力が最高に発揮でき得る状態。
自分に合った
身構え・心構えを工夫し努力する
日々の生活の中で、つらい苦しい状況に直面して悩んだり動揺して心身の安定が崩れたりします。
環境は絶えず変化し留まりません。この三つの刺激を繰り返し訓練して現在の自分を徐々に鍛えて向上させる努力の積み重ねが、心身の真の安定(笑い、やすらぎ、くつろぎ、平和な状態のこと・沖正弘)を導くことになります。
「現在の自分に執着しない自由な心が大切です」
以上です。