はっぴぃマルシマ
2020年05月07日発行
こんにちは。
さて、今月も「呼吸法&健康ヨガ」を担当いただいている延廣 輝基先生が健康に関するメモを掲載されてますので、
このブログで紹介させていただきます。
5月のコラムは2回に分けて掲載させていただきます。
今月の呼吸法&健康ヨガは新型コロナウイルス感染症の動向に鑑みて中止となっております。
「生活をより美しく健康的に過ごすお手伝い」をさせていただいていますが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて教室も休ませていただいています。
感染への不安、行動制限によるイライラ、思うようにできないストレスなど緊張状態が続くことで心理的疲労が蓄積されています。
こういう時こそ体調を整えて、心と体の免疫力を高めることで生命の働きであるバランス維持力、自然治癒力を整えることが大切です。免疫力を高めて神経や内分泌液ホルモンの働きを整えることで脳波が安定することにつながります。
そのために①血液の質を良くする(食事の面から)②血行を良くする(呼吸を深くし運動面から)③心を安定して抗ストレス力を高める 工夫が大切です。
精神的に興奮緊張や身体の萎縮緊張が続くことで呼吸が浅く短くなっていますので、胸をそらせて腰に力をこめて肩と首の力を抜きながら深い呼吸をしてください。へソ下あたりに意識を据えて吐く息をゆっくり長くなるように。
気が滞っている全身の関節を動かし、四つん這いになって、背中を丸めたり反らしたりする猫のポーズをして身体の軸である背骨や背筋をやわらかくすることで脊椎と周りの筋肉の血流を良くして神経の働きを整えることで免疫力を高める効果があります。
心の働きのバランス力・安定力の基盤となるものが感謝心です。ウイルスの世界への広がりの事態を受けて、利己心、排他心、人種差別など心の歪みが広がっています。
ともに助け合いながら他に思いをはせて、この困難な事態を乗り越えていくことがこれまで以上に求められています。 それぞれが、生活の中で工夫して心と体の健康を維持するよう心がけてください。
ホリスティックヨガ研究会主宰 延廣 輝基