
はっぴぃマルシマ
2008年10月20日発行

秋も深まり、随分寒くなってきましたね。
今回は、体も心も温まる、洋風のマクロビ料理を作りました。
まずは「玄米お粥パン」。
パンと言ってもお粥から作ります。
しかも、イースト菌や酵母も使いません。
マクロビでは、パンは陰性の食べ物です。
菓子パンなんかは極陰です。
なので、常食はお勧めしてません。
少しパンを控えたい人、
または玄米をいつもと違ったアレンジで食べたい人。
そんな人に、「玄米お粥パン」はお勧めです♪
このパン、残った玄米の活用法としてもなかなか良いですよ。
しかもアレンジは無限大!?
おかず風にもおやつ風にも作れます。
アレンジ例やちょっとした作り方のコツなどもご紹介しました。
いわゆる「パン」とはちょっと違うものなので皆さんの反応が心配でしたが、
「噛みごたえがあって美味しい」
「子供がモリモリ食べました」
「是非家でも作ってみたい」
などの声があり、
とても好評でした♪
寒い日にパンを食べるなら、やっぱりスープも飲みたくなりますよね。
今回は、「レンズ豆のスープ」を作りました。
きゃぺつやニンジンなどの野菜を入れ、具だくさんに仕上げます。
レンズ豆は、基本的に戻す必要もなく短時間で煮えます。
良質なタンパク質がとれるお勧め食材です。
スープの味付けはシンプルですが、とても味わい深く仕上がりました。
基本的な調味料は、塩コショウのみ。
野菜の炒め方、塩の使い方などちょっとしたコツをお伝えしました。
そして最後に隠し味も加えました。
「コンソメを使わなくてもこんなに旨みがでるんですね」
「レンズ豆を初めて使いました」
「子供に好評でした」
などなどコメントをいただきました。

「野菜のグラタンそば団子入り」も作りましたよ。
良質なでんぷんが取れる根菜は、この時期積極的にとりたい食材ですね。
そんな根菜を使って、豆乳のソースでグラタンを作りました。
「乳製品を使わなくてもグラタンが作れるんですね♪」
「そば団子が美味しいです」
「根菜がたっぷり食べれますね」
といった感想がありました。
最後にデザート。
今回は、「いちじくのフリッター」でした。
フリッターとは、衣をつけて揚げたものを指します。
マクロビでは、生の果物は体を冷やすと考えるので、揚げてみました。
衣をカリッと仕上げることと、シナモンを振って食べるのがポイントです。
ここでもちょっとコツをお伝えしました。
とっても簡単ですよ。
「こんな食べ方初めてでした」
「いちじくを初めて食べました」
「生は嫌いなのですが、これなら食べれます」
などなど。
果物を揚げて食べることが意外だった、というコメントが多かったです。
揚げると、外はカリッとして中はジャムのようにとろーり♪
案外美味しいですよ。
生と違った食べ方をしたい方、是非お試し下さい。

お教室では、毎回、ちょっとしたコツなどを実際の調理を通してお伝えしています。
出来上がった料理の感想は、食事を食べながら皆でシェアしています。
ご興味のある方は、是非一度ご参加下さい。
お待ちしています♪
次回は11月6日(木)
◇◆メニュー(予定)◆◇
今月は「ごぼうづくし」です。
玄米ごはん
ごぼうスティック揚げ
れんこんの利休饅頭汁
焼きごぼう
デザート
※11月5日(水)までご予約ください。