メニュー（菜めし、みそ汁、油あげのやさい包み煮）

『五感（視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚）をフルに働かせて、料理をする中で興味を引き出し、食べることへの積極性を高める』をテーマに、キッズキッチンを開催しています。
キッズキッチンでは、まず調理器具や材料の名前のクイズから始まります。回数を重ねるごとに、野菜の名前がどんどん出てくるようになり、お母さん達もビックリする場面が増えてきました。
今回のメイン料理、油あげのやさい包み煮では、秋から冬にかけての旬の野菜である里芋、かぶ、ごぼう、人参をふんだんに使いました。「根菜類は体を温かくしてくれる役目があるのよ！」との説明に子ども達も「すごーい!!」と興味津々でした。油あげを破れない様に袋状にし、たくさんの野菜をそれぞれ詰めて、かんぴょうでひとくくり。なかなか、かんぴょうで結ぶのは難しいようでしたが、出来た時には「ヤッター!!」と達成感を味わっている子ども達も多かったようです。
料理が出来上がり、みんなで食事をしながら亀井先生が“みんなが毎日食べている　お米　”について、お話をしてくれました。９月にティ・ナ・ナ田んぼ教室で稲刈りをした稲が登場すると「ウワァー!!」と歓声が上がり、中には初めて稲を見る子どもさんや、もみがらを始めて触った子どもさんもおり、親子で楽しくお米について、少しだけお勉強しました。
キッズキッチンに参加されて、お子様が「家では嫌がって食べない野菜をモリモリ食べてくれて嬉しい」というお母さん達の声をよく聞くようになりました。
この教室を通して、『食』への関心を深めるお手伝いが出来ること、すごく嬉しく思います。