
はっぴぃマルシマ
2009年03月23日発行

草木が芽吹く春には、体も活発に動く準備を始めます。
眠けやだるさを感じるなら、体がデトックスを必要としているのかもしれません。
今回は、お彼岸に加えデトックスも意識して
「三色おはぎ」
「切り干し大根の煮付け」
「青菜のごま和え」
「みぞれ汁」
「りんごとサツマイモのデザート」
をご紹介しました。
「三色おはぎ」は、きなこ、あおさ、塩あんの三種類を作りました。
一番の特徴はお砂糖を一切使わないこと。
中身は、噛めば噛むほど甘みが感じられる玄米です。
外側にまぶした材料には、少しの塩で甘さを引き出しました。
玄米は勿論のこと、小豆にもデトックス効果があります。
その効果を生かすために、あんこは塩あんにしました。
「きなこがこんなに甘いなんて初めて知りました」
「お砂糖が入っていないのに、甘みがあって美味しかったです♪」
など、お砂糖を使わなくても美味しいことに驚く感想を多くいただきました。
「切り干し大根の煮付け」は重宝する常備菜です。
しょう油の旨味だけでとても美味しく仕上がります。
切り干し大根は、体内の無駄な脂肪を溶かし出してくれる効果があるとも言われています。
美味しくて体にいいなんて最高ですね。
「甘くてとても美味しい♪」
「今までどうしてお砂糖をわざわざ加えていたんだろう、と思いました」
というコメントもありました。
マクロビの陰陽で考ると、野菜と砂糖は不釣り合いです。
そのことが、試食で実感できたのでは、と思っています。
「青菜のごま和え」は小松菜を塩、醤油、ごまで和えたもの。
シンプルですが、青菜の甘味が味わえます。
色合いを意識して人参の蒸し煮、また、デトックスを意識してヨモギも加えました。
「春ならではの野草が食べれて良かったです」
「青菜の甘味が引き立っていました」
などとコメントをいただきました。

汁物は「みぞれ汁」を作りました。
塩と醤油で味付けした出し汁に、すりおろした大根を入れます。
大根おろしは消化を助け、体への負担を軽くしてくれる優れものです。
「出し汁の味が効いていました」
「簡単なので家でも作ってみます」
などの感想がありました。
因みに、このお汁には葛でとろみを付けています。
葛は腸を穏やかに保護してくれる食材です。
是非、吉野葛100%を使ってみて下さい。

最後は「りんごとサツマイモのデザート」。
マクロビの陰陽を踏まえた重ね煮という方法で作りました。
「簡単なのに美味しい♪」
「子供のおやつにも良さそう」
など、美味しさと手軽さが受けていました。
春の料理は、全体的に味はあっさり、油も控えめ、がお勧めです。
それと、野草は、デトックス効果のある季節ならではの食材。
手に入るなら、是非料理に加えてみて下さい。
春はデトックスの時期です。
体を中からスッキリさせ、これからの時期をアクティブに過ごしましょう♪
小林美々
~お知らせ~
マクロビオティック料理:4月10日(金)
玄米のライスバーガーなどのメニューを予定しています。
楽しく、美味しく、色々なマクロビ料理を作りましょう♪
マクロビオティック特別講座:4月16日(木)