圃場見学報告
～高知大生姜生産者　藤崎さん～

11月9日晴れ、マルシマしょうが湯の生姜生産地である高知県高岡郡の生産者 藤崎さんを訪ねました。今まさに新しょうがの収穫の真っ最中、霜がおりると生姜が腐るのでこの時期に一気に収穫しないといけません。
春先の雑草とりからはじまり今年は特に夏の日照りが強く水やりに気をつかったとか。生姜は雑菌に弱くデリケートな作物で灌漑用の井戸をそれぞれの圃場専用に掘って雑菌の少ない水を確保するのも一苦労、1ヘクタールに約４００キロの親生姜を畝に一つ一つ植えて土をかぶせて新生姜が育つのを秋まで待ちます。一株ずつ掘り起こして土を落としてコンテナへ、育ちの良いもので親生姜の十倍の新生姜がつきます。田んぼで育つ生姜、畑で育つ生姜、同じ高知県でも地域や土壌の性質で育て方が違い、また生姜の辛味や風味も違ってきます。今年は気候もよく収量もまずまず、生産者の藤崎さんの顔もほころんでいました。　　　By．ウッドバレイ