
はっぴぃマルシマ
今月の「延廣 輝基先生のメモ」のご紹介
2017年11月01日発行
こんにちは。
朝晩はすっかり寒くなりましたが、
風邪などひかれてないでしょうか?
さて、今月も「呼吸法&健康ヨガ」を担当いただいている延廣 輝基先生が健康に関するメモを掲載されていますので、このブログで紹介させていただきます。
今月の呼吸法&健康ヨガの日程は、下記の通りです。
■11月7日(火) 14:00〜15:30
■11月21日(火 14:00〜15:30
<延廣 輝基先生のメモ>
10月メモ 呼吸がもたらす効果
呼吸には、吸息、吐く息。保留息の三つがあります。
吸う息は、身をひきしめ、交感神経を刺激して心を緊張させる。
吐く息は、身体をゆるめ、副交感神経を刺激して心を落ち着かせる。そして保留息は、身体の力を強める作用があります。
呼吸を深く整えていくと酸素吸収能力が高まり、炭酸ガス排出能力の向上、横隔膜の上下、呼吸筋の収縮弛緩の交互運動で内臓をコントロールできます。また、意識的な呼吸法によって、心の状態をコントロールすることができます。
沖ヨガでは、修正呼吸体操を行い心身の異常を是正するアサナ(ポーズ)があります。また笑いの呼吸も重要です。笑うと丹田(へそ下9cmの中にあるとされています)に力がこもり、心身が自然にくつろぎ安定し、血行が促進されます。
どのような動作や姿勢でも、上虚下実(下半身に力がこもり、上半身の力が抜けていること)が基本原則ですが、この鍵になるのが呼吸です。古来、「諸道諸芸のコツは、呼吸にあり」と言われています。あることをなすにはそれに最適な安定した身構えと心構えがあり、必要となります。そのガキになるのが呼吸。意識的に吐く息を深くゆったりとして、保留息を入れて内在力・集中力を高めます。