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今月の「延廣 輝基先生のメモ」のご紹介

2018年05月09日発行

こんにちは。

朝晩はまだ少し寒い感じがいたしますが、
皆さんご体調はいかがでしょうか?

さて、今月も「呼吸法&健康ヨガ」を担当いただいている延廣 輝基先生が健康に関するメモを掲載されてますので、
このブログで紹介させていただきます。

今月の呼吸法&健康ヨガの日程は、下記の通りです。

■5月15日(火) 14:00〜15:30

スタッフ 森


<呼吸は生命の源(みなもと)>

呼吸は、生命力と考えられます。大気中から生きる力を摂取し、それと同時に自分にとって不必要なもの、不要なもの、毒になるものを出す力(=排泄力と)とも言えます。
24時間、365日、起きているときも寝ているときも休まずに働いています。呼吸することが生きていることであり、生き物の生命の源です。

呼吸にはいろいろな側面があります。
◎1つ目は、肉体的な側面です。酸素を取り入れて、二酸化炭素を出すことです。
肺で空気中から酸素を体内に取り入れて、炭酸ガスを出す呼吸です。生理学の分類では、外呼吸(そとこきゅう)と呼ばれています。
さらに肺で血液中に取り入れられた酸素が全身の細胞に送られて、細胞内のミトコンドリアがその酸素を使い、糖を燃やしてエネルギーを生産し、炭酸ガスと水を排泄しています。内呼吸(うちこきゅう)を呼んでいます。細胞レベルの呼吸です。

◎2つ目は、「氣」の出し入れ、「氣」のコントロールといった側面です。
「氣」は、現在、科学的には証明されていないと言われています。
血液や神経が全身に網の目のように張り巡らされているのと同じように「氣」は、全身にあるとしています。
東洋医学では、「経絡」、インドの伝統医学では「ナディ」と言われています。
「氣」は、生命を生かすエネルギーです。たえず全身をかけめぐり、外界とも出入りを繰り返し変化しながら存在します。
天空からやってきた、また大地にある眼に見えないエネルギーを取り入れて生きていることに気づく必要があります。
ヨガでは、この「氣」のコントロールを「プラナヤーマ」と言います。
呼吸を通してこの「氣」をうまくコントロールして、深い静寂な呼吸力を獲得し、心身の健康を高めていくことができます。

以上です。

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