こんにちは。

さて、今月も「呼吸法＆健康ヨガ」を担当いただいている延廣 輝基先生が健康に関するメモを掲載されてますので、
このブログで紹介させていただきます。

今月の呼吸法＆健康ヨガの日程は、下記の通りです。

■8月 7日(火)　14：00〜15：30

■8月21日(火)　14：00〜15：30


スタッフ　森

8月・ワンポイントアドバイス　　　
総合ヨガで適応能力を高めよう！

現代社会は、便利な生活を享受している反面、社会の矛盾が、地球規模で深まり、自然災害も多発し困難な事態に直面しながら生活していかざるを得ません。
土砂崩れや水害により多くの人命がなくなり、家屋やインフラなどに甚大な被害をもたらした今回の西日本豪雨は、その現れと言えます。
厳しい環境の中で、生活再建や断水による不自由な生活に直面したなかで、健康を維持して生活するには、心身をコントロールして、自己の中にある適応能力を発揮し、工夫していくこと。また、他者を思いやり、助けあうことが、大切だと言えます。
本来の生命の働きの事実(正しい使い方をすれば心身ともに強くなる)を正しく認識し、この働きに協力してバランス維持能力、適応力を高めて、厳しい環境に立ち向かうことが必要です。
ヨガは総合的に体系化され、それを体得して生活に活かすことが大切です。大きく分けて三つあります。
一つは、身体の健康状態を高め整え清める訓練(ハタ・ヨガ)。
心構え(禁戒・勧戒)、正しい姿勢や動作(アサナ)、呼吸法・食事法・学習(生気活用法)、精神状態をコントロールする(制感自律訓練)、
二つは、心のブレーキをとり、心を清め整える訓練(ラジャ・ヨガ)。精神統一、心身のやすらぎ(禅定、放下)、自他が一つになる(三昧)
三つは、生活の中で適応性を高める訓練(奉仕ヨガ)などです。
バランスをとり調和がとれている状態が、自然な状態で正しい状態と言えます。固定観念から脱却し、「深い呼吸、正しい姿勢、和らいだ心」「平常心と思いやり」を生活の中で具体化して、生活のリズム・スタイルを見つめ直し、環境への適応性を高めて、進化していくことが、この難局を乗り越えていく原動力となります。

以上です。