はっぴぃマルシマ
2018年10月04日発行
こんにちは。
さて、今月も「呼吸法&健康ヨガ」を担当いただいている延廣 輝基先生が健康に関するメモを掲載されてますので、
このブログで紹介させていただきます。
今月の呼吸法&健康ヨガの日程は、下記の通りです。
■10月 9日(火) 14:00〜15:30
■10月23日(火) 14:00〜15:30
スタッフ 森
10月・ワンポイントアドバイス
調心について(冥想ヨガ入門シリーズ)
ヨガでは、自分を高め、進化していくために基本となる三原則があります。
それは、正しい姿勢をすること(調身)、深く静かで力強い呼吸をすること(調息)、リラックスしながら集中した心でおこなうこと(調心)で、これをヨガでは「三密」と呼んでいます。
「リラックスした集中した心」で行うには、どうすればいいでしょうか?
かただの姿勢、動作に「正しい」状態があるように、心にも正しい姿勢があります。
物事に取り組む際の心の姿勢として、心を多重的にみて、欲求面、感情面、理知面などが統一され、協力できる状態にすることが大切です。
この心の多面的な働きが「統一し、協力できる」状態になるには、心の基本姿勢として、「感謝の心」(他の一切のお陰で生かされて生きている事実を感じる心)と「反省の心」(責任を他に転嫁しない謙虚な心)を保つことが必要です。この心の姿勢で物事に取り組むと生命は喜び、心はバランスが取れて浄化されていきます。
しかし、私たちの心は、自己保存本能から、自分の感じ方や考え方に執着して囚われがちです。例えば相手が、分からないから、嫌悪を感じるからと否定したり、自分の価値観だけが正しいと思いこみがちです。
相手に接するときに自分の「感じ方、考え方」には気づかない偏見や不完全があるものだ、という謙虚な態度で接することが必要です。
また相手に不満を持ったり、怒りや憎んだりして、自分や他人を傷つけてしまいがちです。心の正しい姿勢が崩れそうになったときは、「からだの正しい姿勢」を意識して心がけると立て直しやすくなります。
あるいは、いったん生まれた「心の歪み」を理性で変えようとすると難しいので、呼吸を通してコントロールすると切り替えやすくなります。
以上です。