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合成洗剤と石けん洗剤の本当の話

2009年08月03日発行

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ティ・ナ・ナでもご紹介している「合成洗剤と石けん洗剤」のお話しを石けん・油脂研究の第一人者 長谷川 治 先生をお迎えして勉強しました。
今回の講演では、科学的視点で「PRTR法」のお話しがありました。
『PRTR制度(化学物質排出・移動量届出制度)』
化学物質は私たちの生活を豊かにし、また便利で快適な毎日の生活を維持するうえで欠かせないものになっています。現在、原材料や製品など、いろいろな形で流通している化学物質は数万種類と言われています。このような化学物質は大気や水・土壌を通じて排出し、環境や人の健康に影響を及ぼすおそれがあります。どんな化学物質がどこから、誰が、どれだけ、排出されているかを届け出る制度です。
「第1種指定化学物質」の多くは、人の健康を損なうおそれ(発がん性・変異原性・感作性など)があるといわれています。
一般的に使われている「洗濯用合成洗剤」「食器洗い用洗剤」
「薬用石けん」「ハンドソープ」には使用されていることが多いので注意!!

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お話しを聞きながら、オリーブ油とパーム油、苛性ソーダ、お湯を使ってシンプルな石けんを作りました。ペットボトルに材料を入れて会場の皆さんで回してシェーク♪会場を一周するころには、なんと~く石けんのようなものができていました。
この時点では、まだトロトロの状態なのでこれを容器にうつして1ヶ月ほどおくと石けんとして使えるそうです。
一般的に化学合成されたものは、自然にある条件下では分解されず安心な状態では自然に還せませんが、このようにシンプルに作られた石けんは排水で川に流れても石けん分は川の水で薄まり、水中のカルシウムと結びついてカルシウム石けんになります。このカルシウム石けんは、「食用石けん」とも呼ばれ、その名のとおり、微生物や小魚などの餌となります。

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今回も科学的視点から学ぶことができました。
「なぜ石けんカス」ができるのか?メカニズムがわかると、ちょっと使いづらいと思っていた石けんも上手に使うことができます。
身体にも環境にも安心になりますよ!

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