はっぴぃマルシマ
2019年04月02日発行
こんにちは。
さて、今月も「呼吸法&健康ヨガ」を担当いただいている延廣 輝基先生が健康に関するメモを掲載されてますので、
このブログで紹介させていただきます。
今月の呼吸法&健康ヨガの日程は、下記の通りです。
■4月 9日(火) 13:30〜15:00
■4月23日(火) 13:30〜15:00
■4月27日(土) 13:30〜15:00
スタッフ森
4月・コラム ヨガと健康 病的条件となる異常とは
1.不自然な刺激を心身に与えるような生活を続けていくと、それが習慣的になり体調不良や病気の原因となります。
身についた悪条件が、生命力を発病の方に使ってしまうのです。
私たちは、正常性を保つ生命の働きで生きています。
そこに異常条件が加わると、体の働きを正常へ回復しようとする運動現象が起こります。
生命力を発病の方に使うこの現象が、病であったり、悩みであったりすると捉えています。
2.病的条件となる不自然な刺激とは、身体の面では歪んだ姿勢・動作、不完全呼吸、食事の面では、必要物の過不足、不要物の残留。
心の面では、不平・不満や自己保身、執着する心、生活面では不規則な偏った生活態度などです。
3.例えばスマホやパソコンを長時間にわたり使用している人は、知らず知らずのうちに目を酷使し、姿勢が猫背気味になりやすく、ストレートネックになっている方が増えています。
人間本来の背骨は、骨盤の上にS字状の弯曲を描いていますが、直線に近い状態に歪んで弓型になると重心が、前方にかたより、バランスをとるため部分的な個所に余分な力(筋肉のコリ)が入ったり、力が抜けたり(筋肉の衰え)します。
4.この姿勢が習慣化すると背骨を支えている筋肉が、硬化して血行不良や刺激による神経の興奮が継続し、ホルモン分泌にアンバランスが生じ、無駄なエネルギーを使用し疲れやすくなります。
背骨に歪みが生じ脊柱関節が異常をおこすと椎骨間孔(ついこつかんこう)からでている脊髄神経や知覚神経の圧迫、内臓の働きを支配している自律神経の働きが低下して内臓や感覚器官の各部位に影響を与えます。歪んだ姿勢による影響は、老化を促し、適応力が低下して調和維持能力(生理的な免疫力、精神的な安定)が損なわれるなどします。
5.不自然な刺激は、生命の働きを低下させていることを正しく理解して、病気の条件(原因)を作り出す「不自然な姿勢、呼吸、食事、心の持ち方、生活など」を改めて、生命体がもっているバランス維持回復の働きが最高に発揮できるようにすることが大切です。
自然の働き(宇宙の働き)は、絶えず変化し、バランスをとり、安定するように動いています。こうした生命の声に耳を傾け、自己の感じ方、考え方、行い方を生命の法則に矛盾しない方向へ整えていきましょう。
以上です