まだ暑さも残っていますが　季節は秋。
夏の疲れに考慮しながら　そろそろ　秋向けの料理にシフトしたい時期です。

そこで今回は
「雑穀入り玄米」
「おろし蓮根の味噌汁」
「切干大根のハリハリ漬け」
「温野菜の高野豆腐入り」
「小豆かぼちゃ」
「ほうじ茶の寒天ゼリー」
といったメニューをご紹介しました。

まず「雑穀入り玄米」。
雑穀を加え　圧力で炊いた玄米を食べやすくしました。
寒くなる冬に向けて　エネルギーを蓄える為にも
秋は　穀類を積極的に取りたい季節です。

雑穀は　十種類の雑穀のブレンド「十穀元気」を使用しました。
お米一合に対し一袋お使い下さい。
手軽に雑穀が食べれます。

「雑穀が入っていて　玄米が食べやすいです」
「雑穀の洗い方などが　勉強になりました」
とのコメントも頂きました。

汁ものは「おろし蓮根の味噌汁」。
気管支系疾患全般に効くと言われる蓮根を
すりおろして　お味噌汁に加えました。
具は　生わかめ　豆腐　ねぎ　いんげん　人参。
生わかめのお陰で　出し汁なしでも　美味しく仕上がります。

「すった蓮根をお味噌汁に入れるのが　新鮮でした」
「出し汁を取る手間がいらない点が　簡単で気に入りました」
などの感想がありました。

「切干大根のハリハリ漬け」はしっかりお味の付いた一品です。
切干大根は　体内の余分な水分の排出を促す　と言われています。
さっぱり食べれるよう　レモンも加えた汁に付けます。
お好みで　唐辛子を加えて下さい。

「しっかりした味付けで　満足感がありました」
「切干大根が　生でも食べれるのを初めて知りました」
などコメントを頂きました。

サラダは「温野菜の高野豆腐入り」です。
高野豆腐は　水で戻してから　醤油で味付けます。
それを　温野菜と混ぜ　白味噌と練りごまのドレッシングをかけて　出来上がり。

今回の高野豆腐には　膨張剤が不使用のため　
水で戻してもあまり大きくなりません。
一般的な高野豆腐には　膨張剤が入っているため
とても大きくなります。

「高野豆腐には　膨張剤入りとそうでない物があることを　初めて知りました」
「高野豆腐のレパートリーが増えました」
という声もありました。

「小豆かぼちゃ」は食養レシピで
糖尿病に効果があると言われています。
普通に　おかずの一品としても　美味しいです。
食養の目的でいただく時は　汁けを多くして　仕上げて下さい。

「塩で味漬けただけなのに　かぼちゃの甘みが引き立っています」
「糖尿病の方に　勧めてみます」
などのコメントを頂きました。

デザートは「ほうじ茶の寒天ゼリー」。
豆乳　甘酒　三年番茶を　寒天で固めます。
豆乳と寒天は　どちらかというと体を冷やしますが
三年番茶を加えることで　バランスを取ります。
きな粉と米飴を　お好みでかけて下さい。

「穏やかな甘みで　美味しかったです」
「子供も喜んで　食べました」
「家でも早速作ってみます」
と　大好評でした。

今回　初参加の方が数名いらっしゃいました。
そのうちのお一人は　スポーツ系のお仕事をされているとか。
ティナナ教室初の　スポーツ系の生徒さんです。
そういえば「スポーツの秋」とも「食欲の秋」とも言いますね。
今年の秋は　運動と食事の両面から　健康を意識してみては如何でしょうか？

小林美々

～お知らせ～
マクロビオティック講座その１：
９月14日（月）
「マクロビオティックを知っていますか？」
三回シリーズ講座の一回目です。
少し深くマクロビオティックについて　お勉強したい方
是非ご参加ください。
（玄米と汁物の　試食付）

マクロビオティック料理：
10月9日（金）
栗ごはん　ひじき蓮根　ごぼうの味噌汁　芋もち　などのメニューを予定しています。
楽しく　美味しく　色々な料理を作りましょう♪