はっぴぃマルシマ
2019年06月03日発行
こんにちは。
さて、今月も「呼吸法&健康ヨガ」を担当いただいている延廣 輝基先生が健康に関するメモを掲載されてますので、
このブログで紹介させていただきます。
今月の呼吸法&健康ヨガの日程は、下記の通りです。
■6月 4日(火) 13:30〜15:00
■6月18日(火) 13:30〜15:00
■6月22日(土) 13:30〜15:00
スタッフ 森
6月・コラム
ヨガと健康 アサナ(ポーズ)と三密行
1、私たちは、とかくからだの偏った使い方や部分的な使い方に陥りがちです。
世の中の便利さや生活スタイルの不自然さが、拍車をかけています。
その結果、体のコリや痛みが生じ、疲れが取れない等の自覚症状がでてきます。
この偏った使い方を継続すると歪みや筋肉の伸び縮みができにくい箇所が生じてます。
この歪みなどの癖が、心身に慢性的な疲れをつくり出し、ストレスの一員にとなり、病的な症状として現われてきます。
2、からだの歪みやアンバランスな動きをなくすためには統一された安定体で体を使うことが必要ですが、そのためには上半身の力を抜き、下半身に力がこもる状態になることです。
上虚下実と表現し自然体とも形容します。
仕事など日常生活の動作のコツでもあります。
3、統一された安定体で生活するために、正しい姿勢や動作を身につけるためアサナ行法(体位法)による訓練をしますが、アサナの訓練を正しくおこなうためにはどうすればよいでしょうか。
アサナを正しく行う基本原則には三つの要素があります。その三つとは、1、統一体、2、統一心、3、調和息であります。
言い換えると1、正しい姿勢、2、意識(注意)集中、3、完全呼吸の三つです。
これを三密行と言います。
一つの動作をする場合、丹田を中心にして全身がその動作に協力して行います。
その時に意識的に精神集中と深い呼吸を合わせて行うようにして、正しい姿勢・動作を生みだし、丹田力を強化していきます。
4、アサナの種類は、数多くあり、アサナごとにその目的や効果などの違いがありますが、三密行として意識的に行なうことの目的は、
1、生命本来のバランス維持能力を高めること、
2、心身の安定と適応力とコントロール能力を強めること、3、心の注意集中力と安定性を高めることにあります。
5、また、アサナの訓練を正しく行ってバランス維持能力、適応力などを高めた後に、必ずくつろぎがなくてはなりません。
集中した後は弛緩し、緊張した後はくつろぎます。
緊張・弛緩を繰り返すことで、私たちがもっている生命のリズム、陰陽(−+)のリズムが整い、自律神経の働きも整い、心身の健康や安定に繋がります。
以上です