はっぴぃマルシマ
2019年11月01日発行
こんにちは。
さて、今月も「呼吸法&健康ヨガ」を担当いただいている延廣 輝基先生が健康に関するメモを掲載されてますので、
このブログで紹介させていただきます。
今月の呼吸法&健康ヨガの日程は、下記の通りです。
■11月 5日(火) 13:30〜15:00
■11月26日(火) 13:30〜15:00
■11月30日(土) 13:30〜15:00
スタッフ森
11月・コラム
ヨガと健康 修正体操② (修正行法の1つ)
からだはもともと、生命の働きによって健康で生きていけるようにできています。
しかし異常を作り出すものが無意識のうちに身についていると自然治癒力や適応力が低下して健康で生きていくことが難しくなります。
異常とは、生命の働きにブレーキをかけるもの、ゆがみや偏り、過不足な状態を続けることで身についたクセです。
からだに歪みがあると偏った刺激が続いて、神経の働きが偏り、脳の働きも低下します。
歪みが固定化するとバランス維持のために余分な力を消耗し、疲労しやすくなり、能力の発揮ができないだけでなく、
体力を発病の方に使うことになります。
修正体操の目的は、これらのクセを除いて本来の自然体に復帰させることです。
人間の持っている自然治癒力や適応力に協力する体操を意識的に行うこと、自然の調和回復運動をスムーズにするために、その働きに協力して健康な心身を作るために行います。
まず、自分のクセを見つけよう。自分の姿勢や動作を観察し、全身の力の流れを調べることが大切です。
*立った姿勢、座った姿勢、寝た姿勢(静姿勢)を観察する。縮んだところは伸びるように、硬いところはやわらぐように、ねじれているところはまっすぐになるようにしてアンバランスを除くポーズをする。
*動作中に現れているゆがみやかたより、即ち生活やポーズの中で現れている異常運動(動姿勢)を観察する。
ゆがんだ姿勢が習慣化している場合には、異常ポーズでしか動作できない。悪いクセが身につくとそれに支配されてしまう。
無意識に一番やりやすい方法を選んで動作している。
クセは無意識化しているから自分で気づくことが難しく、誤ったことを繰り返し、自分を壊しているので早く気付くこと。
*左右、前後などの力の強弱差を全身的に調べる。
力の不足しているところは力が集まるように、力が集まりすぎているところは、力が散るようにする。
からだは、どんなポーズをとり動作をおこなうときでも、ゆるむ力としまる力、中心に集まる力と拡散する力のバランスをとるように働くので、からだの各部分がお互いに関係しあっていることを押えておくことが大切。
(続く)
以上です