はっぴぃマルシマ
2019年12月02日発行
こんにちは。
さて、今月も「呼吸法&健康ヨガ」を担当いただいている延廣 輝基先生が健康に関するメモを掲載されてますので、
このブログで紹介させていただきます。
今月の呼吸法&健康ヨガの日程は、下記の通りです。
■12月 3日(火) 13:30〜15:00
■12月17日(火) 13:30〜15:00
■12月21日(土) 13:30〜15:00
スタッフ森
ヨガと健康
呼吸法でストレスを味方につける
今は、物が溢れ情報が氾濫している時代、一方では人と人との関係性が希薄になっています。
情報をその都度、整理して脳が混乱したりヒートアップしないようにすることが求められています。
ストレスが過剰にかかると自律神経をかく乱します。
絶えず緊張を強いられて交感神経が一方的に興奮をし続けて、副交感神経とのバランスが崩れて心身が疲れやすく、免疫力も低下します。
自律神経は、自助制御で動いているため一度バランスが崩れると回復させるのがなかなか困難です。
しかし、唯一自分の意思で自律神経に働きかけができる方法があります。それが呼吸法です。
息を吸うと交感神経が活性化し、息を吐くと副交感神経が活性化される仕組みになっています。
意識して深くゆっくりと息を吐くことで副交感神経を活性化させて交感神経とのバランスを回復させていくことが必要です。
呼吸法の訓練を通して自律神経が整い交感神経と副交感神経のバランス力が高まると様々な刺激に対して受け止める能力が高まり、ストレスとして緊張・興奮せずに物事に冷静に対処する適応力ができてきます。
また、呼吸は、心の状態をコントロールすることができます。
例えば呼吸が短く浅い状態のときは、イライラしていたり、吸う息が短く力が入っているときは怒りが爆発している精神状態のときです。
そのときの身体は、みぞおち、首や肩、背中の筋肉が萎縮・硬化しています。
身体をしばらくゆすって、足腰に力の入るポーズをして肩、首の力を抜き息をゆっくりと長く吐きながら深い呼吸をするとくつろいだ心の状態になります。
呼吸が深くなり静まってくるに応じて心も落ち着いてきます。
意識的に呼吸をコントロールする練習をして、呼吸の型やリズムを時に応じて自由に変えられるようにし、ついには心の状態まで自由にコントロールできるようにするのが「プラナヤマ(調気法)の呼吸法」です。
以上です。