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第3回 ティ・ナ・ナ くろがわ上谷「ふれあい田んぼ教室」稲刈り編

2009年09月21日発行

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秋晴れに恵まれ、大切に育てられた稲を収穫しました。
『土に触れて、自然にかえろう!お米はどうやってつくられるのか?』田植えから稲刈り、収穫までを体験し食物に愛着を持ち食卓に並ぶ食材の大切さを感じてほしい。そんな思いで開催している田んぼ教室。今年は、農作物を育てる大変さを実感する秋の実りとなりました。
5月に手植えをして無農薬で育てていたティ・ナ・ナの田んぼの稲は、今年の天候不順で倒伏していました。8月まで梅雨が明けず水の管理が難しく土壌が乾くことがなかったことや、稲の一番育つ時期の日照不足で軟弱徒長したそうです。
日常、当たり前のように食べているお米(ごはん)ですが、作っている方の十分な管理があってこそ、豊かな実りになることを教えていただきました。

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稲刈りは、一段下の倒伏していない田んぼで行いました。くろがわ上谷の方からカマの使い方、刈り方のコツの説明を受けた後、家族単位で田んぼの中へ。田植えの時のように、始めの一歩で「キャー、キャー♪」ということはなく、静かにはじまりましたが、刈り進めるうちにカエルなどの生き物が出てくると、子ども達は稲刈りを忘れて追っかけまわしていました。
稲を刈る → たねる(束ねる) → はでぼし(はぜぼし)。刈る作業はテンポよく進むのですが、2、3本の藁で刈り取った稲を束ねる“たねる”作業は難しく農家の方に随分教えていただきました。この作業でしっかり束ねてないと“はでぼし”作業がうまくいかないそうです。“はでぼし”も稲が十分に乾くまで気をつかう作業ですが、干している間に天日をいっぱい浴びて穂先まで栄養分などが到達していきおいしさが増すのだそうです。
ひとつひとつの作業に知恵や工夫がされていることを、作業をしながら岡本先生に教えていただきました。
また今回は、くろがわ上谷の他の田んぼでも稲刈りをされているところが多く、いつもは動いていない稲を乾燥させてモミを取り除く機械(工程)を見せていただきました。大きな機械が並んだ倉庫の中で、説明を聞きながらモミや玄米を見て、子どもも大人も「へぇ~!」「わぁ~♪」の連続でした。

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一仕事した後は、恒例の「くろがわ上谷 女性会&ティ・ナ・ナ」の作った昼食です。
自分の好きな具を入れて作るおむすび、冬瓜のスープ・具だくさん味噌汁、朝採り長~いアスパラガス、世羅の大きな卵のゆでたまご、女性会の方作ったお漬物や佃煮、今回の大人気は、ゴーヤの佃煮でした。自然の中で食べるごはんは美味しくて、みんなたくさんいただきました。
「お腹はいっぱい・・・暑さも手伝ってこのままお昼寝した~い!」感じでしたが、頑張ってお餅つきもしました。はじめは遠くから見ていた子どもたちも「ヨイショ!ヨイショー!」の声に誘われてアッという間に臼の周りに輪ができました。つきたてのお餅は、やっぱりおいしかったです。

最後のイベント生き物観察。朝から楽しみにしていた子ども達が多く、虫取り網を持って、田んぼの周りでたくさんの生き物を捕獲していました。
せら夢公園 猪谷先生に捕獲した生き物と先生が持って来てくださったカメやゲンゴロウ・ドジョウについて、育て方・特徴・どんな場所が好きなのか?など、教えていただきました。
きれいな水を好み日本最大のトンボとして知られる“オニヤンマ”がたくさん捕獲され、ティ・ナ・ナの田んぼの周りは生き物にもやさしい環境であることがわかり、日ごろ田んぼの世話をしていただいている農家の方々の苦労と管理に感謝したいと思います。

今年もくろがわ上谷の皆様をはじめ、たくさんの方のご協力で無事開催できました。ありがとうございました。

主催:健康生活ティ・ナ・ナ、農事組合法人くろがわ上谷、
   JA尾道市世羅営農センター、オクモト、黒川上谷夢クラブ、
   JA全農ひろしま
後援:尾道エフエム放送、びんご経済レポート

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